繁殖は、健全な男の子と女の子の掛け合わせだと、とても楽しみもあるが、交配犬が心身共健全で無いとすると、悲しい現実を迎えることに成るので翌々考えて下さい。健全そしてスタンダ-ドを重視する。そのためには、戸籍の明確なヨ-クシャ-テリア犬。繁殖者に相談しても適切な、答えが聞ける方が望ましい。

交配は、競走馬と犬の交配。同じで無いように思う、犬の場合少し血が濃くても問題ないと思うが、競走馬は近親を避ける傾向がある。ただ近親交配の次は、アウトの交配つまりF1を作り又戻し交配。F1で良い子が出来ない時、父方と母方のどちらかに問題がある。

 

ヨ-キ-の繁殖を考えるときは、男の子選びは何よりも大切。生まれてくる子犬は、男の子に似ることが多い。かなり高い確率で、、。

スメア検査

交配をお考えの方へ正確な交配適日を診断するためのスメア画像の説明になります。
発情開始の判定ですが、陰部からの出血もしくは腫脹どちらかの状態が認められた日を
第一日目として計算します。

スメア検査自体は膣細胞の非核化を観察する検査ですので、一度観察しただけでは交配適日の
判定は難しく、後述の画像のように非核化を観察しもっとも非核化された細胞が多い時期を
排卵日とする診断方法です。

↓こちらは発情開始より8日目のスメアの状態です。
まだほとんどの細胞に核が認められ有核上皮細胞80%以上 無核上皮細胞20%以下といったところでしょうか。細胞の肥大により発情中であることは一度見るだけで判断できます。

http://koko-yorkie.sakura.ne.jp/sumea.html

( ..)φメモメモ 書物によると

雄犬の射精は3つの部分で構成される。
- 最初の部分は、精子のないフラクション或いは尿道フラクションと呼ばれるもので、成分は主に尿である。普通は透明か少し濁りがある程度だが、黄色っぽい場合もある。潤滑油として機能する。
- 2番目の部分は精子を含むフラクションと呼ばれるもので、精子を豊富に含んでいる。通常は不透明でミルクのような色をしている。
- 3番目のフラクションは前立腺フラクションと言われるもので、色は透明である(ただし、前立腺炎を起こしている場合は、血や膿が混じっている)。前立腺フラクションはエクステンダー(受精率を高める補助機能)として働き、雌犬の生殖管の長さを十分満たすだけの精子の量を確保する。犬の精液を分析すると、精液を採取した時点での犬の生殖能力を詳しく知ることができるが、絶対的ではない。精子の分析結果が良好な場合、その雄犬の生殖能力はかなり高いといえる。良好な結果が得られなかった場合でも、必ずしも生殖能力がないという訳ではないが、繁殖力は、一時的もしくは恒久的に低い。

次のようなことが雄犬の精液分析によって分かる。
- ある時点での犬の精液の質が評価できる。
- 性的行動が始まった時点での性的成熟度を知り、初めて交配させる時期を判断できる。
- ブリーディング犬として引退が近づいている雄犬が生殖に失敗する最初の兆候を捉えることができる。

犬の交配と言っても、簡単なものでは無い。男の子にも女の子にも無理なことをしないように、ソフトにソフトに嫌な思いをするとトラウマに成る。いろんな交配の仕方があるので、あの手この手。私は、多分一番難しいブル系のブリ-ダ-さんから習った。詳しく書くと、乱繁殖に成っては困るので詳しく書けない。

 

犬の妊娠期間は、交配日から出産まで約 63 日と言われています。
但し 私の経験では、小型犬は、交配後 59日~61日が多いように感じます。
出産の兆候は次のとおりです:
1 分娩の数日前から落ち着きがなくなる
2 寝所を探し、注意深い行動をとるようになる
3 場合によっては全く食餌を食べなくなる
4 分娩直前 12~24 時間になると巣づくり行動をします
5 下痢をしてお腹の中を空っぽにする
6 嘔吐して、お腹の中を空っぽにする
出産の数日前から頻尿、下痢、軟便、乳汁分泌
出産時の緊急事態に備えて連絡が取れるよう、獣医師に予定日を伝えておくとよいでしょう。私は、出産予定日の前に、獣医師でレントゲンを撮り頭数を把握しています。
妊娠 56 日頃に分娩してしまうことを早産といいます
65 日以上になっても分娩に入らない場合は遅産といいます
小型犬の場合、63日たってもお産の気配が無かったら帝王切開の獣医師と相談すると良いでしょう。
お産は、どんなトラブルがあるかわかりませんので、朝方のお産が多いように感じるが、起きてみていた方が良いと感じます。