犬にとっては中毒症状や病気を引き起こす原因、亡くなることもある食材

犬にとっては中毒症状や病気を引き起こす原因、亡くなることもある食材

 

【獣医師監修】愛犬にぶどうは一粒でもNG?食べてしまった時の対処方法は

 

参考文献 https://dog.benesse.ne.jp/withdog/content/?id=14519#:~:text=%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AB%E3%81%AF%E7%84%A1%E5%AE%B3%E3%81%A7%E3%82%82,%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E5%8D%B1%E9%99%BA%E3%81%AA%E9%A3%9F%E6%9D%90%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

 

 

 

保存

人間には無害でも、犬にとっては中毒症状や病気を引き起こす原因となる食材もあります。特にぶどうやレーズンは腎不全の原因にもなり、時に命にも関わる、犬に食べさせてはいけない危険な食材です。一粒でも危険なのか、誤食したときの対処と許容量を専門家が解説します。

ぶどうやレーズンを摂取した犬の中毒症状が報告されるようになったのは、2001年頃からです。

犬がぶどうを大量に摂取したあと、そろって急性腎不全を起こすという事故が起きました。その後も同様の事故が数年間にわたり世界各地で報告され続けたのです。なかには命を落としてしまったケースもありました。

 

ぶどうやレーズンによる被害報告が重なったことにより、犬にとって危険な食べ物であるという認識が、飼い主の間で一気に広がっていきました。

 

 

ぶどうやレーズンを食べた時の症状として多いのは、一般的な中毒症状でも起こる嘔吐や、命の危険を脅かす腎臓の異常などが挙げられます。特に急性の腎不全を呈する症例もあるため、ぶどうやレーズンは「非常に危険な食べ物」として認識されています。